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ペーパーレスコーヒードリッパーとは?|毎日のコーヒータイムを豊かにするハンドドリップの楽しみ方

毎朝のコーヒータイムは、多くの人にとって欠かせないひとときです。そんな一杯を、より美味しく、そして経済的に楽しめる方法として注目されているのが、「ペーパーレス」のコーヒードリッパーです。

ペーパーフィルターを使わないペーパーレスドリッパーは、コーヒー本来の風味をダイレクトに味わえるだけでなく、ゴミの削減やコスト面でもメリットがあります。

本コラムでは、ペーパーレスドリッパーの種類や特徴、味わいの違い、美味しく淹れるコツ、お手入れ方法までをわかりやすくご紹介します。

 

ペーパーレスドリッパーならではの味わい

ペーパーレスドリッパーの最大の特徴は、「コーヒーオイルをそのまま抽出できること」です。ペーパーフィルターは微細な油分まで吸着しますが、ペーパーレスドリッパーはコーヒーオイルを多く抽出できるため、次のような特徴が生まれます。

  • 香りがより豊かになる
  • 口当たりがなめらかになる
  • 味に厚み(ボディ)が出る
  • 豆本来の個性がより際立つ

特に、中深煎り〜深煎りの豆との相性は抜群です。コクのある味わいを好む方には、ペーパーレスドリッパーならではの魅力を感じていただけるでしょう。

 

ペーパーレスドリッパーの主な種類と特徴

ペーパーレスドリッパーとは、紙フィルターを使わずにコーヒーを抽出する器具の総称です。代表的な種類として、以下の3タイプがあります。

ネルドリッパー(布製フィルター)

ネルドリッパーでコーヒーをドリップする

日本では大正から昭和にかけて喫茶店文化とともに広く使われてきた抽出方法です。

特徴

  • 綿や麻素材でできている
  • コーヒーオイルを適度に通す
  • まろやかで柔らかな口当たり
  • 丁寧な手入れが必要 

コーヒーの「丸み」や「やさしい甘み」を重視する方におすすめです。

◆コーヒーの歴史についてはこちらで詳しくご紹介しています。
コーヒーの歴史|世界中で愛されるようになるまでの軌跡

メタルドリッパー(金属製フィルター)

メタル(金属)フィルターでコーヒーをドリップする

ペーパーレスタイプの中でも、特に人気の高いタイプです。

特徴

  • 耐久性が高く扱いやすい
  • コーヒーオイルをしっかり抽出
  • 洗浄が比較的簡単 

特に二重構造タイプは、粉の流出を抑えながらコーヒー本来の風味をしっかり引き出せる点が特徴です。

コクのあるしっかりした味わいを手軽に楽しみたい方におすすめです。

◆マックマーのステンレス製ダブルメッシュのドリッパー「カフェメタル」は、2016年の発売開始以来、多くのお客様にご愛用いただいています。詳しくはこちらをご覧ください。

セラミックドリッパー(セラミック製フィルター)

セラミックドリッパーでコーヒーを抽出する

陶器素材の微細な孔によって抽出するタイプです。

特徴

  • 温度が安定しやすい
  • 金属臭が出にくい
  • 豊かな風味を引き出せる

雑味の少なく、バランスの良い味わいを求める方に適しています。

 

ペーパーレスドリッパーのお手入れの方法

ネルドリッパー

日常ケア

  • 使用後は水でもみ洗いする(洗剤は使用しない)
  • タッパーなどに水を入れ冷蔵庫で保管(乾燥は避ける)
  • 保存水は毎日交換する

定期ケア

  • 定期的に煮沸する
  • 使用回数50回程度を目安に交換する

メタルドリッパー

日常ケア

  • 使用後は早めに中性洗剤で洗浄する (水洗いのみはNG)
  • 十分に乾燥させる
  • ペーパーレスドリッパーの中では比較的お手入れが簡単

定期ケア

  • 重曹やクエン酸でつけ置き洗浄する
  • 蓄積した油分を除去する 

セラミックドリッパー

日常ケア

  • 使用後は水またはお湯ですすぎ洗いする
  • 十分に乾燥させてから保管する

定期ケア

  • 重曹洗浄や煮沸を行う
  • 製品によっては焼成により再生可能
    ※お手入れ方法は製品により異なる場合があります

ペーパーレスドリッパーのメリット・デメリット

メリット

  • ペーパーフィルターが不要でランニングコストを抑えられる
  • ゴミが減り、環境にやさしい
  • コーヒー本来の香りや風味を楽しめる

デメリット

  • 使用後のコーヒー粉の処理や洗浄が必要
  • 金属製フィルターの場合、微粉が混ざることがある
  • 慣れるまでは抽出方法にコツが必要

◆ハンドドリップ初心者の方向けにさまざまなコーヒーの道具をご紹介しています。
初心者のためのコーヒー器具選び|おうちカフェを楽しむハンドドリップの道具

コーヒーのプロが伝授するメタルドリップのレシピ

2Fcoffee店主の植村さん

スペシャルティコーヒーを鑑定するQグレーダーの経歴を持ち、現在インスタグラムのフォロワーは1万1千人超えの人気カフェ『2F coffee』店主の植村ケイ子氏による、マックマーのステンレス製ドリッパー「カフェメタル クワトロ(1-4cup)」のドリップレシピをご紹介します。

ドリップのレシピ

ドリッパーにコーヒーをいれ表面を平らにする

①挽きたてのコーヒー粉をいれ、ドリッパーのふちをポンポンとたたいて表面を平らにします。
※挽き具合はペーパー用と同じ中挽き

小さく円を描くようにお湯をかける

②中央から小さく円を描くようにお湯をかけます。粉のふくらみをみながら少量ずつお湯を注ぎ、全体に浸透させます。
※ドリッパーへ直接お湯をかけないことがポイント!

お湯を細くして中央からゆっくりと円を描くように静かに注ぐ

③お湯が入ると粉がお湯を吸ってガスを出しドーム状に盛り上がってきます。お湯を細くして中央からゆっくりと円を描くように静かに注いでいきます。
※はじめは少量ずつ!

コーヒーのドームが平らになったら次のお湯を注ぐ

④コーヒーのドームが平らになったら次のお湯を注ぎます。徐々にお湯の量を増やし円の大きさも広げていきます。

濃度調整のためにお湯を太くして注ぐ

⑤目指す量の半分くらいの抽出ができたら、あとは濃度調整のためにお湯を太くして注いでいきます。目指す量になったら、最後まで落とし切る前にドリッパーを外して完成です。

抽出データ(3杯分)

  • 使用した豆:新富ブレンド
  • コーヒー粉:35g
    ※1杯の時は15g、その後はカップ数が増えるごとにプラス10g
  • 挽具合:中挽き
  • 抽出量:450ml(3cup分)
  • お湯の温度:90℃
  • 抽出時間:約4分

◆カフェメタルクワトロ&コーヒーポットのお求めはこちらから

豆知識~使用後のコーヒー粉の活用方法

乾燥させた抽出後のコーヒーの粉

抽出後のコーヒー粉は、捨てるだけでなく再利用も可能です。

  • 消臭剤として使う
  • 観葉植物の肥料として利用する
  • コンポスト(堆肥)に活用する

▶コーヒーを楽しみながら、環境に配慮した暮らしにもつながります。

まとめ

ペーパーレスコーヒードリッパーは、コーヒー本来の香りやコクを楽しめるだけでなく、環境への配慮やコスト削減にもつながるアイテムです。

メタルドリッパーとカップアンドソーサ

毎日のコーヒータイムに少しだけ手間をかけることで、一杯の味わいは驚くほど豊かになります。ぜひこの機会に、自分に合ったペーパーレスドリッパーを見つけて、新しいコーヒー体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

◆マックマーのすべてのコーヒーウエアを、こちらからご覧いただけます。

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コーヒーの淹れ方を初心者向けに解説。はじめよう!幸福珈琲時間

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