紅茶の賞味期限と保存方法|おいしさを長く保つために
おいしい紅茶を購入したり、もらったりしたらどれくらいの期間おいしく飲めるのか?賞味期限が切れてしまったらどうなるのか?気になりますね。紅茶のおいしさを長く保つためには、どんなことに注意して保存すればよいでしょうか。今回のコラムでは紅茶の賞味期限と保存方法についてご紹介します。
紅茶の賞味期限について
その1
その2
その3
上の写真に記載されている賞味期限はあくまでも未開封の場合です。開封した場合は、後ほどご紹介する正しい方法で保管しましょう。
未開封の紅茶の賞味期限
未開封の紅茶の賞味期限は一般的に製造日から18〜24ヶ月とされています。これは紅茶の種類や包装方法によって異なり、例えば高級な一番摘み紅茶や希少な品種の紅茶は、より短い賞味期限が設定されることがあります。またアルミパウチや缶などで密封されて販売されている紅茶は、賞味期限を比較的長くしていることが多いようです。
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開封後の紅茶の品質保持期間
紅茶を開封した後はもともとの賞味期限内に飲むことが原則となりますが、正しい方法で保存した場合は開封後6~12ヶ月程度は品質を保つことができます。ただし紅茶本来の風味と香りを楽しむためには、開封後1~3ヶ月以内に飲むのがおすすめです。
紅茶の劣化の原因は?
酸化
紅茶の劣化の主な原因の一つが酸化です。紅茶に含まれるポリフェノールが空気中の酸素と反応して酸化し、風味や香りを損ないます。酸化は時間とともに進み、紅茶の品質を低下させていきます。
湿気と温度
湿気は茶葉にカビを発生させるため、紅茶の安全性に問題出る場合があります。また高い温度も茶葉の傷みの原因となるため、紅茶の品質が低下します。
光
直射日光や強い人工光は紅茶に含まれる色素や香り成分を分解してしまい、風味の劣化に繋がります。
紅茶の保存方法
保存容器
ご紹介してきたように紅茶は酸化や湿度・温度、光などに弱いことから、気密性の高い容器に保存することが大切です。パッキン付きの蓋のある缶や陶器、またガラス製の場合は遮光性のある容器を選びましょう。しっかり密閉できる容器は、他の食品などからのにおい移りも防いでくれます。
保管場所
直射日光の当たらない、涼しく乾燥していて温度変化の少ない場所を選びましょう。コンロや電子レンジの近くは避け、匂いの強いものの近くに置かないよう注意しましょう。
冷蔵庫での保管もできますが出し入れの際の結露に注意して、他の食品からにおい移りがしないようしっかりとした密閉容器に入れるなど工夫しましょう。
紅茶の賞味期限が切れてしまったら
紅茶の賞味期限が切れて残念ながら風味が落ちてしまった時は、紅茶の有効成分を活かした別の使い方を試してみませんか。
消臭剤として
紅茶にはにおいを吸収する働きがあり、またにおいを分解する成分も持つので消臭剤として利用できます。紅茶をお茶パックに入れてにおいの気になるクローゼットや靴箱においてみまし
入浴剤として
入浴時にティーバックをいくつかお湯に入れてみてください。紅茶のよい香りにはリラックス効果があるので入浴剤として楽しむことができます。
お料理の香りづけとして
紅茶をクッキーやマフィンなどの生地に混ぜ込めば、お菓子に紅茶のよい香りがプラスされます。燻製料理の際は燻製チップなしで紅茶だけでも手軽に香りのよい燻製を作ることができますし、豚バラ肉などを紅茶で煮込んで紅茶煮にすると、紅茶の効果でさっぱりと香りよく仕上がります。
紅茶をおいしく飲むために
紅茶の賞味期限と保存方法についてご紹介してきましたが、紅茶は時間とともにどうしても劣化が進んでしまうもの。紅茶を購入する時に製造日や賞味期限を確認したり、ご自分が飲み切るペースに合わせ少量ずつ購入したりすることもおいしさを保つポイントの一つです。紅茶を長くおいしく味わって幸福お茶時間をお過ごしください。
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